不完全さを、受け入れて


zassouitachi

あなたが
自分のペースを乱す人に
苛立っている限り
周りもあなたの行動に
不満を言うだろう

あなたが
乱暴な言葉に
いちいち腹を立てる限り
余計そんな言葉に
傷つけられるだろう

あなたが
自分に好意を持ってくれない人を
許さない限り
世界はすべて
あなたの敵になるだろう

 

子どもの頃、精神的に大きな

ダメージを与えられる出来事があり

被害にあった方の私が悪いと言われた

以来、

「私は悪い人間じゃない」という怒りを

心の底に潜ませてきた

 

「良い人間は相手を怒らせたり

嫌われたりしない」

今思えばおかしな価値観だが

他人の反応を尺度にして生きてきた

善悪の基準が混乱したゆえ

理不尽と思われる相手の態度も

「自分が至らないから受け入れるしかない」

と耐えていた

反面「自分では真面目にやってるのに

なぜかよく思われない」

という状況に怒りを募らせ

突破口を求めて本を読み漁ったが

あまりにその答えが多様すぎて

悩みは更に深くなった

 

「どんな時代でも揺るがない

ものさしのような存在が欲しい」

語学留学のために渡ったカナダで

イエス・キリストを信じ、

絶対的な拠り所を得た

しかしそれは

私が作り上げた世界観を

壊す過程の始まりでもあった

家族、友人、教会のメンバー、

そして職場の同僚

神様は様々な人を通して

人間の不完全さを

示してくださる

 

「他人は自分の鏡」

そんな言葉を聞いてから

他人の醜い面から

目を背けるのではなく

なぜ自分がそう感じるのか

聖書の言葉とともに

問い続けた

 

そしてつい最近、

ようやく本当の意味で

他人への恐れが

なくなってきた

喜びとともに

今まで忍耐してくれたいた

神様と

家族や友人をはじめとする

私に関わってくれた人たちには

ただただ感謝。

 

【何度も支えてくれた聖書のことば】

新約聖書・マタイの福音書 7:1-5

(リビングバイブル)より

「人のあら探しをしてはいけません。自分もそうされないためです。 なぜなら、あなたがたが接するのと同じ態度で、相手も接してくるからです。 自分の目に大きなごみを入れたままで、どうして人の目にある、小さなちりを気にするのですか。 大きなごみが目をふさいで、自分がよく見えないというのに、どうして、『目にごみが入っている。取ってあげよう』などと言うのですか。 偽善者よ。まず自分の目から大きなごみを取り除きなさい。そうすれば、はっきり見えるようになって、人を助けることができます。」

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