ピアニスト反田恭平さん、2度目の富山!

まるで歌うように、
そして踊るように全身で表情豊かに
演奏する反田恭平さん。
クラシックのピアニストでありながら、
私には文字通り魂を揺さぶる、
ロックを感じさせます。

反田さんの富山公演は
昨年の11月以来2度目。
会場は富山県教育文化会館でした。

 

演奏はスクリャービンから始まり
ドビュッシーにシューマン、
そしてショパンと
盛りだくさんの内容!

特に印象的だったのは
ドビュッシーの
「喜びの島」。
他の方の演奏を聴いたときは
「妙にテンション高い感じ」
で落ち着かなかったのですが、
反田さんの演奏は
優しさと温かさに溢れてました。

そして本編最後の
ショパンのエチュード、
「別れの曲」。
前の週、天国に行った友人を
思いながら聴き入りました。
はるばる遠い国から
日本にやってきた彼女、
帰る機会がないまま、
突然召されてしまいました。
きっと故郷が恋しかったであろう
彼女の悲しみに
もっと寄り添ってあげられたら
良かった、と思わされました。

アンコールは
ドラマチックで大好きな
リストの
「水の上を歩く
パオラの聖フランチェスコ」と
ロマンチックな「献呈」。

どの曲も、光の粒を纏った音色が
喜びや悲しみ、
愛おしさや切なさを伴った
色鮮やかな情景となって
心の中に広がりました。

終演後にいただいたサイン。
左はツアープログラムです。
(中にはとても素敵なしかけが…)

こちらのパネルにはフルネームでサインが。

英語にしては初めのうねりがない、
と思っていたら、なんとロシア語!でした。
(ファンの方が教えてくださいました!)
Сорита Кёхэй = Sorita Kyohei  です。

3年間学んだロシアへの、
深い思いがうかがえます。

反田さん、今回も素敵なステージを
ありがとうございました!
またぜひ、富山にいらしてくださいね。

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