ようやく行けた、富山県美術館。

8月の終わりに全館オープンした
富山県美術館。
開館記念展にようやく
行くことができました!

美術館はひとりで行くことが多いのですが、今回は母と二人で。

母も絵画が好きで、私や妹が幼い頃は
よく美術館に連れて行ってくれました。
私が今でも芸術や写真が好きなのは、
間違いなく母の影響です。

高い天井とゆったりとした館内。
内装だけでもすでに、芸術です。
8つのエリアに分かれた
約170点の作品はとにかく
贅沢!の一言。
海外はルノワール、ピカソ、
カンディンスキーなど、日本からは
黒田清輝や岸田劉生、岡本太郎など、
どれも素晴らしくて一番を選ぶのは難しいのですが、特に印象的だったのは
不動立山の「夕立」(京都国立近代美術館所蔵)。昭和初期の作で、近代化しつつあるいにしえの都に夕立が降り注いでいます。
もし一枚だけポストカードにして飾るならこの作品。

そしてもう一つは関根正二の「三星」(東京国立近代美術館所蔵)。中央に作者自身、そして両脇にお姉さんと恋人が並ぶ、小さい作品でしたが全体に配した朱色と人物の目力に圧倒されました。

母は興味のある作品をじっくり観て
あとは飛ばしたらしく、作者のプロフィールや作品の背景まで読んでいた私は母を30分近く待たせてしまいました!
ちなみに母のお気に入りは
佐伯祐三の「裏街の広告」(京都国立近代美術館所蔵)だそうです。

常設のコレクション展、内容は前身の「富山県立近代美術館」時代とほぼ変わらずですが、ディスプレイがとても見やすい!椅子の展示室は試しに座れる作品もあります。あまりにも座り心地がよくて「これ、ください!」と言いそうに(^ ^)

2時間近く歩いて、ちょっと疲れましたが、大満足の内容でした!
次の展覧会も、絶対行きます!

開館記念展Part 2 素材と対話するアートとデザイン
11月16日(木)〜2018年1月8日(月)

富山県美術館開館記念展 Part 2 素材と対話するアートとデザイン Art and Design, dialogue with materials

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