by エイコ
今回紹介するのは、安藤俊介さんの
「怒りに負ける人 怒りを生かす人」です。
「怒り」を抱えながら、人生がうまくいかないのを
他人や環境のせいにしていた著者が
アメリカで出会った、「アンガーマネジメント」。
それは
怒りを正しく表現する技術です。
この本を読み終えた直後、前歯が欠けました。
幸い歯医者さんにキレイに修復していただけたのですが、
「これからは煎餅など硬いものは小さく割って奥歯で噛んでください」と言われて。
見た目はわからなくても、食べるときには不自由を強いられる。
改めて事の大きさを知ったのでした…
原因は子どもの頃からの癖にありました。
小学校のころ「自分の欠点は?」と聞かれると答えは決まって「短気」。
言葉で自分の思いをうまく表せずよくかんしゃくを起こしていました。
高学年になると声を出さない代わりに歯をくいしばるように。
大人になってもなかなか治まらず、
唇に血まめができても、歯医者さんに歯根が弱ってると
指摘されてもやめられませんでした。
そもそも怒りの元といえば
- 友達とのちょっとした価値観の違い
- 不器用ゆえにほかの子ができることが自分にはできないことへの苛立ち
から(工作や体育が苦手)
- 「明らかに私が不当なことをされたのにかばってくれない周囲に対する絶望感」
まで。
大人になり冷静に振り返られる今、
ようやく分析できるようになりましたが
当時は自分の思いを言葉になかなか表せず
怒りに怒りを重ねて知らないうちにその「奴隷」となっていたのです。
数年前に体調を崩して当時の仕事を辞めたのをきっかけに
心の不調にも向き合う機会が与えられ、
やがてその原因が自分の中にある「怒り」とはっきり気づきました。
様々な対処法を試し、少しずつ改善されてはいましたが
最近になって、ここ数年来なかった強い怒りを覚える出来事に遭遇し
対処に悩んでいたところ、この本と出会いました。
そして読み終えてからの、前歯のアクシデント。
「読んだ事をきちんと実践しなさい!」という
神様からのメッセージかもしれません。
あまりにも思い当たる事が多すぎて、
写真のように付箋だらけになってしまいましたが
こちらの5点をピックアップします。
read more